B型肝炎ウイルスは肝細胞癌に変わるウィルスでもあり、肝炎ウイルスです。

C、D、FやHの遺伝子があり、それぞれCはアジア、Dはヨーロッパ、エジプト、インド、F、Hは中南米に多く見られます。

日本ではBやCが多く、最近、急性肝炎では海外から持ち込まれたと考えられる遺伝子型Aが急増しているそうです。

 

急性B型肝炎は比較的緩やかに発病するので、

急性といってもいきなりくらくらするようなことはありません。

微熱、食欲不振、全身倦怠感、嘔吐、などの症状がみられます。

さらに、黄疸が認められるようになって通院することも多いようです。

 

黄疸が出現するのは成人で3割から5割、小児では1割以下だそうです。

一番怖いのはこの肝炎ウィルスが肝細胞癌のために死亡してしまうことです。

 

B型とともにC型肝炎ウイルスの割合も増えてきています。

感染の原因としては予防接種による注射器の使いまわし、輸血に伴う感染などがあげられています。

現在では、医療環境の整備により、感染が起きることはほぼないとされています。

性交渉、ピアスの穴あけやタトゥーなどでの器具感染も挙げられます。

 

B型肝炎の潜伏期間や症状

日本人の男女別・年齢別では30歳くらいでも肝細胞癌になる男性が多く見られます。

働き盛りの男性に特に多くみられるようです。

40歳男性ではB型肝炎ウイルス感染者が日本で70万人いるといわれています。

女性での死亡数は男性より少ないです。

潜伏期間は感染して1~6ヶ月の潜伏期間があり、全身倦怠感、食欲不振、尿の色は茶褐色になったりします。

黄疸がでてしまうと炎症による肝不全になることもありますから、必ず医療機関へ受診が必要です。

 

B型肝炎の検査キットを使った検査方法について

簡易のキットでは、血液を採るキットがあります。

血液を採取する器具により、 指に針を押し当てて血液をろ紙につけます。

離すと自動的に針が引っ込むタイプで一度しか針が出ない使い捨てタイプなため

試すことはできません。

その他の簡易以外では

HBs抗原検査というものを行い、HBs抗原が陽性なら、感染していると考えられます。

定期的な血液検査や超音波検査やCT検査をしていかないと

肝硬変を引き起こしたり肝臓がんになったりすることもあります。

6ヶ月以上続く感染を「持続感染」といい、

B型肝炎ウィルスに長期間持続感染すると、慢性の肝臓病を起こすことがあります。

 

B型肝炎の治療方法や再発を防ぐ方法は?

予防は予防接種などをする場合もあります。
3回接種:
B型肝炎ワクチンは抗体ができやすい人、できにくい人がいますので抗体検査をして確認するようにするとよいでしょう。

また治療法ですが、急性肝炎の場合、ウイルス療法は必要ありません。自然にHBVが排除されるのを待ちます。

ただし非常に強い肝炎が起こり、命にかかわる可能性もあると予想される場合には、

抗ウイルス薬の投与や血漿交換、血液透析など特殊な治療をすることもあります。

さらに悪化した場合は、肝移植などを行うことになります。

 

B型慢性肝炎の患者さんに持続して感染しているHBVは身体から治療をしても、完全排除することは出来ないことがわかっています。

C型慢性肝炎の場合にはHCVに対するインターフェロン(IFN)療法、あるいは直接作用型抗ウイルス薬/DAAの内服治療により、かなり高確率にウイルスの完全排除が期待できます。

ただし、HBVに対してはインターフェロン(IFN)を用いても、現在の治療薬ではウイルスの完全排除は期待できないとされています。

HBVに対する治療とHCVに対する治療の違いはここにあるとされており、

これをふまえて B型慢性肝炎の治療をする、予防再発に努める必要があります。